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フロンティア市場にうま味が

Financial Times 紙1/17/2013は、最近の新興市場の株式パフォーマンスは良くなっているが、それを上回るのがフロンティア市場の株式であると報じている。最近の世界的回復で新興市場の株式も上昇しておりMSCI新興国指数は昨年12月以降で7%の上昇である。しかし、これを上回るのがフロンティア市場である。例えば同時期にアルゼンチンは28%、ルーマニア27%、セルビア28%の上昇であった。

最近の新興国株式への資金流入は先週だけで75億ドルであった。外国人の買いが目立ったのはナイジェリア、ベトナム、アラブ首長国連邦であった。これらの市場では取引高は2012年第二四半期の3倍にも及んだ。2013年の世界のファンダメンタルズは好転する見込みで、この中でアルゼンチンは危機的であり、エジプトも既にききを経験している。ベトナムやバルカン半島は数カ月前よりは良い。

PERで見ると、フロンティア市場は特に割高ではない。中近東を除くフロンティア市場の平均PERは8.6倍である。これに反して新興市場は12.7倍である。33%の違いは大きい。過去1年間の成績ではMSCIフロンティアは17%の上昇で、新興市場は9%上昇であった。ただし、フロンティア市場全てがいいという訳ではなく、例えば、昨年12月からでモロッコ-6%、サイプラス-4%、パキスタン-3%、ザンビア-3%という国々もある。

(by ナイジェリア株ドットコム)

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by nigeria-kabu | 2013-01-20 08:58  

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