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ナイジェリア企業の上半期業績

BusinessDayは、ナイジェリア企業の上半期業績について報じている。市場全体の一株当たりの利益(EPS)や一株当たりの売上(RPS)でみると、それぞれ7.4%、6.76%である。年初来の株価指数は36.58%の伸びである。

銀行部門の業績は、まずStanbic IBTC Bankが業務純益を104%伸ばした。Union Bankは5.7%の減ではあった。概して、非金利部門の売上が高い伸びを示した。FCMB、Fidelity Bankは預金の伸びが減少したが、ETI、Sterling Bank、UBA、Unity Bankは預金伸びを維持している。Diamond Bankは資金調達金利が低く、資本利益率は21.56%となった。

農業分野銘柄は低迷した。PRESCOは前年同期比で売上が15.67%、税引後利益が63.96%減少した。Okomu Oilは売上で前年同期比20.79%減である。この分野のかぬ式はPERで 36.65倍で、株式市場の13.46倍に比較して非常に割高である。調整が入ると予想されている。

消費銘柄は業績はよいが、株式のリターンはほどほどであった。消費関連品の取扱高は8.21%であり、売り上げは平均で16.58%の伸びである。しかし、株式市場での成績は0.36%高である。業績の割に株価の成績が悪いのは、株価が既に割高であるということであるかもしれない。

産業分野は、業績を反映している。セメント企業では南部地域でDangote CementとWAPCOがあげられるが、四半期では各々売上は8%、12%の伸びである。北部地域では、CCNNとAshaka Cementがあるが、売上はそれぞれ24.5%、4.5%の減少である。Dangote Cement、WAPCO、CCNNは前年同期比で売り上げに対する費用の割合が低下している。

(by ナイジェリア株ドットコム)

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by nigeria-kabu | 2013-08-13 14:58  

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